相互RSS

嫁と間男をどうやって地獄に叩き落とすか?それしか考えてなかった

復讐
643: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:24:06.21

・運命の水曜日、出社後すぐにBと共に謝罪行脚に出かけたフリをして10時から
 行われる取締役会の会議場脇の部屋で時間を潰した。
・取締役会が始まりしばらくすると、Aが俺たちを会議室の前まで誘導した。
・Aが議場に入ったタイミングで社長が緊急議題として営業部の大量クレームの件
 を挙げ、常務に答えを求めた。
・末端ではあるが取締役でもある部長が、その件は俺とBに一任したと報告した。
・では、直接聞いてみようと社長が言い、Aが俺たちを議場へ入れた。
・動揺する部長と常務、処理はどうなってる?と聞かれたのでこう答えた。

・常務及び常務派の役員、営業部長、両営業課長と各担当社員の退職を条件に
 クレームを取り下げて頂きました。

・当然ヒスる部長と常務派の役員、だが常務は目を瞑って沈黙を守っていた。
・…そういうことか、俺君。常務はそう言うと俺の目を見て立ち上がった。

・部長、もういい。それが条件なら私は退陣しよう。すまないが、皆も頼む。

・そう言って常務は歩き始め、社長に深々と頭を下げた後、入り口付近に立つ
 俺に擦違い様、すまなかったと言って肩を叩き議場を後にした。
・つられて退場する常務派の役員たち。一様に俺の顔を睨みつつ退場していった。
・最後に部長が退場し、お前、いったい何をした?と胸倉を掴んできたので

・まだ分からないんですか?今回のクレームを出した取引先、担当している
 常務派の社員と役員、そしてこの場に俺が居る。それがどういう事か?
・それでも分からないならあんたも相当の使えない人間だよ。

・部長は声を挙げようとして止まり、目を見開いて…嫁か?と答えた。
・これとは別に、皆さんにも責任は取ってもらいますよ。と言って俺は
 部長を振りほどいた。
・うなだれて退出していく部長の後姿を見ても、何も感じられなかった。
・Aに声をかけられ、我に返った俺は退出の挨拶をし議場に背を向けた。
・退出中、俺に社長室で待つように言われ、Bと別れ、Aと共に社長室に入った。

644: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:24:29.18

・しばらくして社長が戻り、今回の件での俺らの労をねぎらう言葉を言った。
・常務派の奴らは今月一杯、引継等の処理を行った後に退職か片道切符の
 転勤又は出向するらしい。
・今夜、席を設けたので4人、いや5人で集まろう。と言われ社長室を後にした。

・自席に戻る途中、常務派の連中から恨みたっぷりの目で見られた。
・二課長は茫然として天井を眺め、その脇でBが淡々と業務をこなしていた。
・間男は俺の顔を見るなり、元々俺のモノだったのにとなぐり掛かられ、
 馬乗りになって、お前のせいでと何度も言いながら俺をなぐり続け、何も
 知らない社員たちとBに止められていた。

・なぐられている間も、痛みは感じたが怒りは沸いてこなかった。
・この後どうするのかな…そんな事を考えていたと思う。
・間男と引き離された後、部内にやってきた常務に見られ、顔も服もボロボロ
 だった俺に、常務の公用車で病院に行きそのまま早退するよう告げられた。
・病院で全治1週間の診断書を貰い、自宅に戻ると俺の顔を見るなり、嫁が
 ごめんなさいと連呼して泣き崩れた。
・その脇を通り、少し横になると言い、俺は寝室で横になった。

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645: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:24:52.73

・電話の音で目が覚めた。社長からだった。
・大変だったな。今日は中止にすると言われたので、いえ、行きます。と
 返事をした。夏休み終了まで、あと二週間を切っていた。
・寝ている間、嫁が顔を冷やし続けてくれたようで顔の腫れは幾分マシに
 なっていた。
・出かける用意をするように嫁に伝えるためリビングに行くと、既に準備を
 終えている嫁がいた。俺の着替えも用意されていた。

・迎えに来た社長の公用車に乗り込み会席の場へと向かった。
・部屋に入ると既に社長、A、Bが座っていた。
・遅れてすみませんと詫びを入れ、Aには男前になったねと毒を吐かれた。
・雑談の後、俺は社長に退職願を出した。
・退職願は受理され、俺は今月いっぱい有給消化をしてからの退職となり
 一課の業務を全てBに預けてしまうこととなった。
・Bは何とかなると言ったが、落ち着いてからネズミーランドで俺との
 デートを要求し、嫁が受理した。俺が口を挟む余地は無かった。

・社長から、個人的にどうするつもりだ?と聞かれたので、決めていないと
 答えると、社長の声と共に奥の部屋から若い男が入ってきた。
・聞くと弁護士で、社長の縁戚に当たるそうだ。費用は社長が持つので、
 遠慮なく使えとの言葉を頂いた。せめてもの労いだそうだ。
・弁護士から名刺を頂き、その場は解散となった。
・帰りの車内、嫁は一言も発せず真直ぐ前を向いていた。


646: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:25:16.90

・翌日、頂いた名刺の事務所へ向かい、弁護士と打ち合わせした。
・リストの写しを渡し、内容証明を送ってもらう事とした。
・内容は取引先及び間男以外の社員は行為一回につき迷惑料として
 十万とした。吉○で遊ぶよりは割高であろうという事で。
・ただ、相手の家庭に分からないような配慮をするようにも依頼した。
・間男に関してはまだ決めかねていたが、婚姻(浮気)期間×50万+娘の
 養育費を月5万×12年+傷害の慰謝料130万で合計1500万を出すことにした。

・夏休み終了まであと8日、弁護士から間男以外の迷惑料の振込が完了
 したとの連絡があった。残るは間男、あれからひっきりなしに俺や嫁の
 携帯に連絡があったが無視していたため、弁護士に裁判だと恫喝したか
 と思えば減額要請の泣き落としがあったりと不安定な状態だったらしい。
・そろそろ間男と直接対決か…と思っていた時、弁護士から間男の件
 ですが…と言われ、一度嫁と事務所に来てくれと言われた。

・前日、間男と常務が弁護士事務所に来て、内容証明に従い現金を
 持ってきたそうだ。その他に常務から見舞金として計2000万を置いて
 いった。
・常務は退社して飛行機の距離の実家の家業を手伝うらしく、縁戚の
 間男達も一緒に連れていくそうだ。
・間男は最後まで謝罪をせず消えていく事になりそうだが、常務からは
 封書を預かった。中身は私が確認しておりますと弁護士から開封済みの
 封書を渡された。


648: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:25:37.25

・中身は丁寧な謝罪と、元々嫁に対し好意を抱いていたこと、間男に嫁を
 宛がわれた時に、いけない事だとは解っていたが元々の好意もあって
 自分を止められなかった事、俺に対して罪悪感もあり優先的に昇進を
 させていた事、間男に心○して操られる嫁を憐れんでいた事、嫁が
 間男からの呪縛から解放された時に安堵した事、でも関係が切れる
 のが嫌で何度も嫁に連絡してしまった事、この件が俺に発覚し、嫁が
 一人になった際、鰥夫である常務が引き取るつもりであった事、間男分
 の金は常務が間男への借用書を書かせており常務側で処理するので
 忌憚無く受け取ってほしい、最後に会社の事をよろしく頼む。
 と書かれていた。

・この紙を嫁に見せるかを一瞬躊躇したが、見せる事にした。
・嫁は途中から涙を浮かべ、常務からの好意は気付いていた。だが
 間男への服従心から無視していた。業務中や出張などでは一切触れて
 来ず紳士的だった。間男の命令で抱かれようとしても、ほぼ断られて
 いた事などを懐かしむように言った。

・嫁が落ち着くのを待ち席を立とうとすると、最後は私の番ですね。と
 嫁が言った。
・そうだな。と返し、帰路に着いた。


649: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:26:22.36

・夜、AとBを近くのファミレスに呼び出し、用紙数枚に署名してもらった。
・帰宅後、嫁だけケジメをつけない訳にはいかない。と緑の紙を出した。
・証人欄にはAとBの名前がある。
・…解りました。と嫁は躊躇なく名前を書いた。覚悟を決めていたようだ。
・明日、朝一で一緒に出しに行くので出かける準備をしておくよう指示した。
・何も言わず嫁は頷くだけだった。俺は寝室へ向かった。
・暫くすると嫁が来て、最後に…と肌を寄せてきた。俺はそれに応えた。

・朝、区役所の始業時間に合わせ緑の紙を一緒に提出した。
・受付には知人がいたため、何度か念を押されたが、そのまま提出した。
・提出後嫁に、今日は一日付き合ってくれと言い、区役所を出た。

・その足で映画館に入った。その後少々お高い蕎麦を食べ、水族館へ
 向かった。
・嫁も途中で気付いたようで、開き直ったかのように楽しんでいた。
・最後に喫茶店に入った。ブレンドとカフェオレをメニューを見ずに
 注文した。
・頼んだメニューまで…。と嫁が呟いた。
・そうだな。と答え、嫁と歩んだ13年間の事を反芻していた。
・此処で…ですよね。プロポーズしてくれたのは?嫁も覚えていた。
・俺は答えなかった。この13年間、そのほとんどの時間、嫁は俺の妻では
 なかった。裏切りの象徴でもある娘もいる。でも、怒りが湧いてこない。
・俺自身の答えはとうに出ていた。緑紙を出したのも俺自身のケジメだった。

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651: 他スレ817 ◆FWj0sMaqlZVT 2016/07/01 (金) 11:26:43.45

・ありがとう。最後に楽しい思い出をありがとうございます。でも、俺さん
 ちょっと酷いです。最後のデートコースがプロポーズの時のコースだなんて。
・あぁ、俺自身に対するケジメだったからな。
・そう言って俺は嫁の前に赤い紙を広げた。

・結婚してくれないか?
 
・そう言うと嫁は、何故?なんで?どうして?と狼狽え、私にはそんな資格が
 ありません。と言いながら涙を流した。
・正直、嫁にも、間男にも、全てに対して怒りが湧いてこない。嫌悪感も
 無い。許す、許さないじゃなくて、気にならないんだ。今までの事も
 こうした方が一般的だよな?なんて考えた末の行動だ。常務からの手紙も
 何も感じなかった。見せるべきかどうか?それだけだ。
・世間の常識から言えば、嫁からも慰謝料を取って離婚して娘の籍も抜いて
 新しい、裏切らない女を探すべきなんだろう。
・ただ、俺に怒りの感情が戻った時、誰がそれを受け止めるんだ?怒りを
 向ける相手に連絡もつけられないで、俺にどうしろと言うんだ?
・湧き上がってしまった怒りを、俺一人の中で消化できるとは到底思えない。
・だから、嫁に傍にいてほしい。いつDⅤするかわからない男の傍に。
・俺を壊した責任をこの紙と共に取って欲しい。

・嫁は何度も頷き、赤い紙に署名捺印した。
・証人欄にはAとBの名前がある。
・時間は16時半をまわっていた。俺は泣き止まない嫁を促し、区役所へと
 向かった。
・受付には知人がいた。何も言わずに赤い紙を提出すると、笑顔でおめでとう
 ございます。と言って緑の紙を返却してくれた。
・知人には無理を言って、終業時間を越えてから緑紙を処理をしてくれるよう
 頼んでいた。
・こちらこそありがとう。と言い、嫁の目の前で両方の紙を破り捨てた。

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